ロボットに会いに Japan Robot Week 2014 (東京ビッグサイト)へ。
どんなロボットに出会えたのか、ご紹介したいと思います。
ヒューマノイドロボット「NAO(ナオ)」
フランス Aldebaran社が開発した小型ロボットです。
家庭用ロボットとしての進出の前段階として、NAOは教育界のスターになりました。世界70カ国以上の小学校から大学まで、NAOは、コンピューターや科 学の授業に登場しました。NAOのおかげで学生たちは、遊び心のある応用的手法によりプログラムミングを学んでいます。学生らは、NAOが歩行したり、小 さなオブジェを掴み取ったり、ダンスするようプログラミングしています!
実際にどんな動きをするかはこちら↓
ダンスをしたり、自分の性能を説明したり、プログラムによって出来ることはとても多そうで、賢いなぁ、関節の動きや体重移動も良好!
私が考える おともだちロボット のイメージに近いかな。
展示の説明パネルによると現段階では教育・研究分野で活躍しているようです。
でも、お値段も高そう…。(1万ドル以上するという噂も…)
富士ソフト株式会社 のPALRO(パルロ)
富士ソフト株式会社 のPALRO(パルロ)くんは高齢者の体力の維持、向上に活用できる対話ロボット。
何が出来るのかというと、
○人の声を聞き取り「会話する」ことができます。人の顔を認識するとPALROから話しかけてもくれます。
○二本の足で「歩く」のはもちろん、ダンスしたり体操をしたり、歌ったり。
○100人以上の顔と名前を「覚える」ことが可能。覚えた人を見つけたら声をかけてくれます。過去に話した内容や行った場所なども記憶できてしまう。
○インターネットやクラウドに「つながる」ことで、ニュースや天気予報などの情報を得て、伝えてくれます。
今回の展示では歌ったり、写真を撮ってくれたりして人気者でした。
希望小売価格が67万円とのこと。
沢山売れてもう少し安くなってくれたらな〜。
株式会社レイトロン ぬいぐるみの様なChapit
Chapit(チャピット)は自立支援向けコミュニケーションロボット。
○「ブレイントレーニング機能」でクイズを出題。
○「タイムサポート機能」で食事や入浴、服薬などの生活リズムを整えるお手伝いをしてくれます。
○声をかけるだけで「家電コントロール機能」によって家電のON/OFFをしてくれます。
独自開発の音声認識システムによって、雑音に強く、音性の認識率が高いのが最大の特徴だそうです。
確かに、展示会場のざわついた環境では、声をかけても認識してくれないロボットくんは多いです。
(他の展示会で参考出品されていたS社のロボットに声をかけていたら、担当の方に「ざわついていると聞こえにくいので声を張ってみてください」と言われましたっけ)
このChapitくん、2015年に発売予定で、10万円前後の販売価格を予定。高齢者介護施設など向け。
先々は一般消費者市場も狙って、5万円程度の低価格化を実現したいそうです。
目が宇宙人っぽく感じましたが、触った感じはぬいぐるみでした。
さて、まだ出会えたロボットくんが居ましたが、続きは近日アップすることにしますね。
「これぞ私が友達になりたい」という理想のロボットは居たのでしょうか…。
続く。