(画像はイメージです。本文とは無関係です)

kaigorobo

 

ロボット介護、7割超が肯定的

有料老人ホームなどを経営する「オリックス・リビング」は11月11日の「介護の日」に合わせ、介護に関する意識調査を行った。それによると、家族の介護について「不安を感じる」「やや不安を感じる」が合計で9割弱。不安の内容では、男性は「費用負担」を挙げた人が多かったが、女性は「精神的な負担」が多かった。 配偶者の介護について聞いたところ、男性で「配偶者を介護したい」人は52%なのに対して、女性では34.4%と男女間で差が出た。実際に家族介護が必要になったとき、「仕事と介護を両立できると思うか」との問いについては、「できないと思う」が55.5%と半数超。「できると思う」は7.6%にとどまり、現実の厳しさをうかがわせた。 注目される介護ロボットには概して肯定的。「ロボットによる身体介護は受けたくない」は2割超にとどまり、「推奨されていれば受けてもよい」と「積極的に受けたい」の合計で7割を超えた。

 

引用元: 【ゆうゆうLife】ロボット介護、7割超が肯定的 – 産経ニュース.

「介護の日」(11月11日)に合わせ、
オリックス・リビング株式会社(本社:東京都港区、社長:森川悦明)が、第7回「介護に関する意識調査」を実施。

引用した記事には掲載がなかったので調べてみたところ、全国の40代以上の男女1,238名(男性737名、女性501名)を対象に行われた調査でした。

この調査によると、介護ロボットには概ね肯定的な回答者が多く、
「ロボットによる身体介護は受けたくない」という回答は2割程度。
「推奨されていれば受けてもよい」と「積極的に受けたい」の合計が7割を超えているとのこと。

私も個人的にロボットに介護されることに肯定的です。
ただ、ロボットの見本市などに足を運ぶと、さらなる技術面での進歩も望まれるし、価格面でも頑張ってほしいと感じます。
大量に作れれば安くなるのでしょうから、普及のスピードも影響するのでしょう。そういう意味ではロボットによる介護に抵抗感が少ないのは良いことだと思います。

 

労働人口の減少、介護職の不人気などによる人手不足は深刻ですし、今後の日本の経済成長を促進する狙いもあって、経済産業省で「ロボット介護機器開発・導入促進事業」を行っています。DSC04680

ただ、経済的な面よりも、介護される側、介護する側のベネフィットを重視して開発をしていってほしいと願います。

 

夫婦という視点で介護を見た時に、「やっぱりねー」と感じたのは、男性と女性では「配偶者を介護したい」という割合に結構な差があるという点。

また、「配偶者に介護されたい」という割合も違うということが、意識調査の結果から見えてきます。

 「介護の日」(11月11日)に合わせ   第7回「介護に関する意識調査」

家族の介護について約9割が不安を感じる
男性は費用面、女性は精神的な負担

(前略)

【男性は自宅にて配偶者、女性は有料老人ホームの介護を希望】
・ 今後、自身が介護される立場になった場合に受けたい介護は、男性は「自宅にて家族(配偶者)の介護を受けたい」(29.6%)、「有料老人ホームに入居し 介護サービスを受けたい」(17.6%)、「特別養護老人ホームに入居し介護サービスを受けたい」(16.8%)と回答。
一方、女性は「有料老人ホームに 入居し介護サービスを受けたい」(24.8%)、自宅にて外部の介護サービスを受けたい」(24.6%)、「特別養護老人ホームに入居し介護サービスを受 けたい」(17.6%)と回答しました。

(後略)

引用元: 2013年11月1日 – pressinfo_141104.pdf.

女性が「自宅にて家族(配偶者)の介護を受けたい」と答えた割合は 8.9%、だそうです。

自分の夫が介護してくれる場合を考えた時、夫の介護に妻が満足できるのか…「彼には無理だろう。ロボットの方がずっと良い」と感じている奥様たちが大勢いるように思います(苦笑)。

(友人知人である妻たちの愚痴を総合したイメージですが…)

 

介護されていて笑顔になれる、家族も穏やかに見守れる、そんな介護ロボットが活躍する日が早く来て欲しいものです。

 

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