(画像はイメージです。本文とは無関係です)

医療費を減らすためには体力維持が必要

病気になったり、ケガをしたりしなければ、本人がなんとなくしか自覚できないのが「老化による体力の減少」でしょう。

筋肉量や骨密度が減ったり、心配機能も衰えることを知識として分かっていて、「最近疲れやすいな」とうっすら感じていても、なかなか生活習慣を変えられない。積極的に運動量を増やせないという方が大多数だと思います。

 

体力の低下に比例して増えるのが…医療費です。

国の財政が厳しいという現実があり、個人の収入も減っている層が多くいることを考えても、医療費は削減する努力が必要ですよね。
(私個人も40代になってから医療機関に出向くことが増えた気がします。なんとか減らしたい…、いや、これ以上増やしたくない。時間も取られますし…)

この医療費の中身を見ると高血圧・糖尿病・肥満などの生活習慣病によるものがほとんどだそうで、私たちは、この加齢による体力低下を防止することを、まずは積極的に考える必要があるでしょう。

そこで、私自身もウォーキングや軽い筋トレなどを生活に取り入れてきました。始めた当初より体力や筋力もついて、膝の痛みの軽減などにも効果を感じています。

ただ、もう少し体力をつけるにはどうしたらよいか? もっと効率良く身体を鍛えて、出来ればお金をかけず、健康増進に繫がって医療費を削減できる方法はないかな?
そう考えて情報収集をしました。

 

加齢による体力低下を防ぐために「インターバル速歩」がおすすめ

 

加齢による体力低下を防止することで、生活習慣病を予防できると考え、「インターバル速歩」を推奨しているのは、開発者の能勢博氏(信州大学教授)
単なる有酸素運動ではなく、筋トレ効果も兼ね備えたウオーキングだそう。
長野県松本市で開発されたこのウオーキング、ポイントは通常のウォーキングに加え、「全速力歩きの7割」のスピードで歩く速歩も行うこと。この2種類を交互に行うことによって筋力がアップするというのです。

インターバル速歩を15分、週4日以上、5ヶ月間行うことで

1)体力が最大20%増加
2)生活習慣病指標が20%改善
3)医療費が20%抑制されることが明らかになった

また、体力の向上に伴い、抑うつ気分、睡眠、交友関係の改善など生活全般の質が向上するなどの効果を裏付ける分子生物学的エビデンス(証拠や検証結果・臨床結果)も明らかになりつつあるといいます。

NHKの「あさイチ」などでも紹介され、国内外でも注目が集まっているということです。

 

正しいフォームや注意点については以下のサイトをしっかりご覧ください。

 NPO法人 熟年体育大学リサーチセンター

 

ということで、今日から私も挑戦!

ストレッチ後に30分のインターバル速歩を行ってみましたが、

 

・軽く心拍数が上がっている感じ

・ちょっと疲れたかな?というタイミングで通常のウォーキングに切り替えられるので楽

・インターバル速歩中に爽快感が感じられた

・終了後、軽く汗ばみ、頬が少し紅潮していた

・同じ時間のウォーキングに比べ、足の疲労感は少なく、すっきり感は大きい

 

以上のような感想を持ち、これからも続けてみようと決めました。

体力が無い方や高齢の方、運動習慣の無い方はインターバル速歩の小分け運動でもよいそうです。
(1日の間で何回かに分けてインターバル速歩を行い、その速歩の合計タイムが15分以上になるようにする)

また、小分けにしても効果に大きな差はなく、それよりも、週4日以上を目安に、続けて行うことの方が重要だとのこと。

 

他にも、運動後30分以内に牛乳を取ると良いとか、正しいフォームで歩くためのポイント説明なども掲載されています。

 

改めて、 NPO法人 熟年体育大学リサーチセンターのサイトにてご確認ください。

 

しっかり継続して、成果をレポートしたいと思っています。

 

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