(画像はイメージです。本文とは無関係です)
歩行中に気付く老化のサインをチェックしよう
歩行老化のサイン
1. 猫背歩行:背中が曲がってきた
2. 膝曲がり歩行:膝が曲がって、腰が低くなってきた
3. 二直線歩行:両足の横幅が広くなってきた
4. 小股スロー歩行:小股になって、歩くのが遅くなってきた
5. すり足歩行:よくつまずくようになってきた
6. 足腰屈曲大歩行:脚や腰が曲がり歩くのがしんどくなってきた
7. 不安定歩行:ふらついたり、つまずいたりすることがある【歩行 の老化度チェック】
<チェックの数が0個…安定した成人型歩行>
<1、2個…歩行が老化し始めている>
<3〜5個…歩行が老化している>
<6〜7個…老人型歩行。転倒しないために出来ることから始めましょう>
引用元: 歩行開発研究所・歩行研究.
「歩行開発研究所」の所長、岡本勉(関西医科大学名誉教授・医学博士)さんは、歩行の研究を40年間続けてきた、この分野の第一人者だそうです。
その岡本さんのサイトで紹介されている【歩行老化のサイン】を引用しました。
岡本さんはお父様が脳梗塞で歩けなくなり、自立歩行できるように訓練などを施した経験から、転倒や寝たきりを防ぐ歩行法を独自で考案した方。
歩行に関する本も出版されています。
「まだまだ老化なんて」と思っている中高年世代でも、気付かぬうちに「歩行老化のサイン」がみられはじめるようです。
上記のようなサインに気付いたら、自分に合った方法で改善策を用意した方が良いと思います。
ちなみに、47歳の私が当てはまった項目は…。
1. 猫背歩行:背中が曲がってきた
4. 小股スロー歩行:小股になって、歩くのが遅くなってきた
5. すり足歩行:よくつまずくようになってきた
7. 不安定歩行:ふらついたり、つまずいたりすることがある
1.は座ったり家事をしている時にも気になっていて、肩こりも深刻でした。
4.は以前にくらべ、自宅から駅まで歩く時間がかかるかも…という気はしていました。
5.は少しの段差につまづく…結構多い気がしました。
6.は貧血のせいかと思っていましたが、実は足の筋力の低下だったのでしょうか…。
加齢に歩行老化を防ぐ歩き方のポイントは?
運動としての歩行(ニューエクササイズウォーキング)
【歩き方のポイント】
背すじ伸ばす(体前傾姿勢はすり足歩行になる)
1直線上を歩くようにかかと着地(すり足歩行はつまずき・転倒のもと)
地面を蹴って少し大股で(大股で歩くとかかとで着地しやすい)上述のポイントを取り入れた歩行を行うと、歩行速度を上げなくても、立脚期に階段歩行やジョギングと同程度の筋活動がみられ、姿勢筋や歩行筋の筋力増強運動となり、正しい姿勢に矯正され、加齢に伴う歩行老化の予防にも役立つことがわかった。
引用元: 歩行開発研究所・歩行研究.
シンプルなことから挑戦するのは良いかもしれません、まずはこの3点!
背筋を伸ばす!
かかと着地で一直線上を歩くように!
地面をしっかり蹴って少し大股で!
意識して歩いてみようと思います。
「ピンコロ」目指してがんばるぞ〜。