機能的インソール【スーパーフィート】ってどんなもの?
さて、前回の記事終わりに、「試してみたいもの」が見つかったと書きましたが、それは「インソール」です。
これまでの私のインソールに対するイメージは、消臭・衝撃吸収・疲労軽減…という感じでしたが、海外の事情は少し違っているようです。
インソール大国アメリカの「機能的インソール」は、「自然な運動状態で下肢の安定を増すこと」を目的としているとのこと。
骨格や生活習慣の違いもあるのでしょうが、日本よりインソールの市場規模は大きいそうです。
回内足を調べて知った 機能的インソール
「回内足」というキーワードで検索すると、一番上に出てきたサイトがコチラでした。
健康的な足になるためのガイドブック-10〜回内足と回外足〜
【スーパーフィート】というアメリカ生まれの「インソール」(靴の中敷き)を紹介している 株式会社 インパクトトレーディングさんのサイトです。
この【スーパーフィート】は従来のインソールとは異なり、「足の骨格を正しく支持して安定させ」、「足の骨格、筋肉をより効果的に機能」させるのが最大の特徴、だそうです。
欧米では足病学という足を専門に診る学問があり、「足病医(Podiatrist)」が患者の状態に合わせたインソールを作成するんですって。知りませんでした。
その人に合った機能性の高いインソールを求めるとオーダーメイドが良いのでしょうが、お値段のこともありますし、まずは市販のものが良いかな。
「【スーパーフィート】はアメリカ生まれの高機能インソール(靴中敷)。36件以上の特許をもった設計で、足骨格を安定させ、足の筋肉をより効率よく機能させます」
という説明を見て試してみたいと思い、サイトに掲載されていた取扱店に出向きました。
【スーパーフィート】を試してみた
JR松戸駅から徒歩5分くらいでしょうか?
松戸市にある「テニスショップPRE(プレ)松戸」さんに行ってみました。
「テニスショップPRE(プレ)松戸」外観 http://www.prematsudo.com/
丁寧な説明とフィッティングをしてくださる店主さんです。
店主さんに事情を説明すると、インソールが並んだ奥の棚に案内されました。
インソールの種類が沢山あり、とても自分では選べそうもないですねぇ。
足の状態をチェックしていただき、サンプルを試してみました。
〜サンプルを実際に試してみた感想〜
- 「スッと立てている」感じがする。
- 膝の痛みが出る部分に負荷がかかりにくいように感じる。
- 指が自由に動く感覚がある。
この商品の特徴である、「足の3点アーチ」を正常な状態に維持することをサポートする構造により、効率の良い足の動きが可能になるそうで、足の指が動きやすく感じるのはそのせいなのでしょう。
※3点アーチとは、親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点で構成されるアーチのこと。
これは自分にとって良さそうと感じたので、早速履いて行ったスニーカーの中敷きの代わりに、【スーパーフィート】を入れて貰って帰りました。
また、ウォーキングやショッピングで歩く以外に、自宅でも試しています。(ルームシューズにヒモを付けて、しっかりフィットさせるよう工夫してみました)
【スーパーフィート】について
【スーパーフィート】が普通のインソールとどう違うかというと、クッションを増したり、靴のフィット感を良くしたりすることを目指したインソールではなく、足がその本来の機能を回復する手伝いをするものだそうです。
私が購入した トリムフィットシリーズ のブルーは「さまざまな足にも・シューズにもフィットする、汎用性に優れたモデル」とのこと。
初めての場合はこれが良いようです。土踏まずの部分が高すぎて当たりすぎるのも良くないと説明もありましたし。
他のシリーズもそうですが、踵部分が大切なようです。
ヘルメットと同じように、踵のカーブに合った硬いカップによって着地の衝撃がその1点に集中せず、かかと全体に分散されるとのこと。
確かに、踵の脂肪がつぶれずにホールドされるので、着地する時の衝撃を強く感じません。
踵の一部分を支えることで、足の3点アーチが維持される仕組みになっていて、アーチの自由な動きを妨げず、土踏まずの圧迫感も感じない構造になっているそうです。
衝撃吸収のためを考えたらクッション性の良い靴を履けば良いのでは? とも思いますが、使わないと足本来の機能がだんだんと失われていくので、故障や痛みが無い状態なら足に元々備わっているクッション機能を、十分に発揮させることが大切だという考え方なんですね。
効果として、
- 足のコントロールを向上させる
- かかとへのショックを減らす
- バランスを向上させる
- 疲労を減らす
- 快適なウォーキング、ランニングの実現
がうたわれていますが、お店で説明を受けて印象的だったのは、
「人間の足は、体の一番下にあって、地面と直に接する部分。足にはアーチと呼ばれる構造があり、走ったり歩いたりしている時に地面から受ける衝撃を、アーチが低くなって吸収する仕組みになっている。
(反対に蹴り出す時はアーチが高くなっていきます)
しかし、この部分で着地の衝撃を吸収できないと、膝や腰、背骨にまで衝撃が伝わり、膝痛や腰痛等のさまざまな故障の原因になり得る」
ということです。
私の状態はまさにそういうことだったのだと納得しました。
購入してから10日ほど使った感想
購入時、お店の方から注意事項として聞いたのは、「スーパーフィートを使ってみて、たまに股関節に違和感が出る方がいます。少しくらいなら慣れるので使い続けて下さい。ただ、強い違和感や痛みだったら無理をせず、短時間から慣らしてみて下さい。無理は禁物です」とのことでした。
実際はというと、使用し始めの3日間程度は太ももの脇などに筋肉のハリがあったりしましたが、現在は問題無く長時間使えています。
インソールを入れている方が全体のバランスが取りやすく、家事などもやり易いくらいです。
私の場合、整形外科で指導を受けているリハビリ、自宅にあったストレッチベンチなども併用しているので、このスーパーフィートだけの効果、とは言えないかも知れませんが、状態はずいぶん良くなっています。
これからも使っていこうと思います。
アスリートにも愛用者が沢山いるようですが、ビジネスシューズやハイヒール専用のシリーズもありますので、筋力が衰えてくる50歳前後の方も骨格のクセを知って正しく歩くための一助になるかもしれません。
詳細な説明はコチラの輸入元公式サイトで確認してみてくださいね。
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