頭のピリピリ感から来る不眠に悩み解決策を模索
「左後頭部の表面近くがピリピリする」と感じたのは今年の5月。
最初は脳外科に行くべきかとも考えたけれど、どうもそういう痛みではなく、神経的なものに感じられました。
気持ちの悪さ以上に、そのせいで睡眠が妨げられている気もしたので、解決方法を調べてみたところ、ある整体法に出会いました。
その結果、後頭部表面近くのピリピリ感・首の痛み・肩甲骨近辺の痛み・足首のだるさ腕と指のだるさ、痛み 等、他にもいくつかの症状が無くなったり、痛みを軽減できたりしたのです。
これは、整体院のPRではなく、個人的な体験、感じたことをまとめた記事ですので、興味があれば読んでみてください。
癒道整体って何だ?ゴリゴリしない整体
ネット上に何か情報はないかな? と考え、「頭のピリピリ感」で検索したところ、かなりの上位に「やまぞえ整体院」のサイトが表示されていました。
読んでいて目に入ってきたのが自分と似た事例についてです。
主訴は「1週間前から右後頭部の表面がピリピリする感じなんです」(ピリピリと言う表現では無かったかも知れないがそんな感じ)
頭痛のように頭の中から痛みが出るのではなく、首筋から頭の表面にかけての痛みである
私も以前同じ症状になった事があるが、何とも言えない嫌な感じがします。
これです、これ。このピリピリ感です。
こちらの整体院で行っているのは「癒道整体(いどうせいたい)」という整体法だそう。
いろいろな技術を学んだ中で、一番効果が高く、現在当院行っ ている施術法が「癒道整体」です。
「癒道整 体」とは、東京で開院されている井村和男先生が考え出された、全く新しい施術方法です。癒道整体が他の整体と違う所は
「頭蓋骨の歪みと身体の歪みの関連を解明」
「全身の骨や筋肉正確に検査」
「身体の各 部位の関連が明確なので患部には触れず調整出来る」
「反射療法なので力をかけずに調整出来る」の4つのポイントです!
と引きこまれて、記事を幾つか読んでみました。
頭蓋骨の歪みと身体の歪みの関連とか、反射療法なので力をかけずに調整出来る、とか…気になります。
それはさて置き、クライアント様の状態を見ると痛みのある右側上部が少し凹んで左へ回旋しています。さらに下部は逆方向へねじれがありました。
この変位がピリピリ感の原因でしょう。
原因が分かればそこを調整すれば良い。変位のある後頭骨を矯正します。
「後頭骨を矯正」と聞くと、頭をゴリゴリされそうで、ちょっと怖い感じがしますが
ご安心ください、頭を歪みが調整される方向へナデナデするだけですから(^^)
数年前、頭蓋骨矯正というのを受けたことがあります。施術後は頭がすっきりして、ぐっすり眠れたり、顔の歪みを見事に整えて貰ったことを思い出しました。
記事を読んでいくに従い「この整体を受けてみたい」という気持ちになりました。
「やまぞえ整体院」の住所を見ると京都府ではないですか…。
関東に住んでいるので、近くに同じ技術を受けられる場所はないかと調べると…比較的近くの駅にある整体院を発見。
千葉県は南柏駅東口で本気でお身体の痛み・つらさを改善したい女性のために頭蓋骨と全身のゆがみを整える整体院をやっています
※男性の方は ご紹介のみ とさせていただいております
ブログに載っている整体師さんの笑顔に背中を押された面もあり、翌日には電話をかけ、数日後の予約を取ることができました。
痛くないのに結果が出る整体に驚き
JR南柏駅からほど近い場所に「そら整体院」はありました。丁寧な道案内に従って迷わず辿り着いたのは清潔感のある小さなスペースです。
迎え入れてくれた整体師さんは、私が抱えている問題を一つ一つ丁寧に聞いてくださいました。
「では一番困っている所を優先してやっていきましょう」
早速、施術用ベッドに横たわったあとは、まな板の上の鯉状態。
全身の歪みを検査します(機械は使いません)。
そして、「うわー、これはキツイでしょう」「こうなるまで随分頑張ったんですね」という労いの言葉をかけてくれました。
「頭蓋骨をいくつかの箇所に分けて見た時に、それぞれが違う方向に捻れてますので、これが頭のピリピリ感の原因でしょう。まずはそれを整えますね」
癒道整体は、手、足、腕など関連するポイント(反射区)に軽く刺激を与え、頭蓋骨を瞬時に調整することができる施術方法だと予習していましたので、安心して全てを委ねてしまいました。
私の頭蓋骨は相当バラバラな方向にずれていたようです。そのせいで脳が休まらず、いつも圧力を受けているような状態になり睡眠の質の低下につながったのでないか…そんな説明が腑に落ちました。
この日は確か、踵の調整もしていただき(かなりズレていた様子)、しっかり時間をかけた丁寧な整体を受け、頭のピリピリ感はその場でほとんど気にならなくなりました。しかも痛みはゼロです。驚きました。
骨格の土台「踵の骨」が歪んでいるとアチコチに影響が
ここ3カ月で4回ほどの施術を受け、一番気になっていた後頭部のピリピリ感は現在ほとんど感じません。
また、他にも多数の問題があったのですが、今年(2015年)のはじめに変形性膝関節症との診断を受けた膝(通院・リハビリを続けて痛みがごくたまにしか出なくはなっていた)が悪い原因も足の捻れ、踵の歪み、腕の使い方からの影響があると説明を受けました。
歪みや捻れの原因はいろいろあるでしょうが、物理的に考えて、踵の重要性は素人でも理解しやすいでしょう。人間の骨格の土台にある骨ですから。
さらに、踵からつながっている「アキレス腱」、これが曲がっていたようで、癒道整体には珍しく、「かなり痛い」施術でしたが、結果はすごく出たので痛みも吹っ飛ぶというところです。
カカトがおかしいとアキレス腱が曲がり首の骨へと影響するそうで、それがまさに首や、さらにその先の頭部にも影響していたようです。
(痛い施術の時は事前に伝えてくれますが、ほとんどの施術は痛くありません)
カカトとアキレス腱は首の骨だけでなく
・頭蓋骨
・腰の骨
・腰骨の下で骨盤の中にある三角形をした「仙骨(せんこつ)」
ナドナドとも関係しています
足の使い方(歩き方・立ち方・座っている時の足の状態)1つで首の骨をはじめとする、お身体の骨は動きます
首に違和感がある方はお身体の土台でもあるカカトも整えることをオススメしますよーお身体ってつながっているんですねー
首の痛みも取れ、 身体がつながっているということを、確かに実感いたしました。
疑ってみよう!年齢や更年期障害という決めつけ
膝の治療で通院していた整形外科の医師も「加齢によって膝の軟骨はすり減っていきますが、痛みが出ない人もいます」と話されていました。
痛みが出ない人、それは痛みが出る程までに骨格が歪んだり捻れたりしていない人、と言えるのでしょうか?
ここしばらく「年を重ねたから仕方がない」「更年期だから仕方がない」という言葉を嫌というほど聞きました。
いつの間にか私自身もその言葉が口癖になってしまいました。
でも、生活の中で気をつけたり、姿勢や骨格をメンテナンスするだけで解消する症状もあるのかもしれない。これまで「もうそんな年齢だから」「更年期だから」と諦めてしまっていたことの中に、実は身体の歪みから来ている症状もあったのかもしれない、そう思い始めています。
以下は「ゆがみがあなたの病をつくる」という脳神経外科医の記事。私たちは便利な道具に囲まれているけれど、それらの道具を使う時に陥りがちな悪いクセが、身体の歪みや病を生んでいるかもしれないという内容です。是非読んでみてくださいね。
ゆがみがあなたの病をつくる
工藤千秋 / くどうちあき脳神経外科クリニック院長
この20年ほどの間に、私たちを取り巻く生活環境は大きく変わりました。1990年代半ばにパソコンが一般家庭にも普及し始め、その後、携帯電話が必需品になり、いまはスマートフォン(スマホ)の時代です。現代の日本ではこうした情報機器を、大多数の人が1日のうちのかなり長い時間、使っています。そのとき自分がどんな姿勢をとっているのか、気づいていますか。
(中略)
また、体がゆがむと腰骨がずれて足に伸びる神経が引っ張られ、「座骨神経痛」も起こしやすくなります。腰骨がずれるとその影響は首にも及び、首から 枝分かれして手に伸びる神経が引っ張られて「手のしびれ」につながります。読み書きするときに頭を傾けていると、見ているポイントまでの距離が右目と左目 で違ってくるので、視力に左右差が生まれやすくなります。
このように、姿勢の悪さは現代的な神経の症状の大きな原因になっているのです。しかも、放置すると年をとってから背中や腰が痛む原因になります。さあ、家の姿見や街中のショーウインドーなど全身が映るもので、いまの自分の姿を見てくだ さい。片方の肩が下がって、首が傾いていませんか。体のゆがみに早く気づいて姿勢を正す努力をしましょう。