(画像はイメージです。本文とは無関係です)

お酒は大好きだけど若い頃のようには飲めなくなった

お酒が好きです。
酔うと気分が上がり、楽しいということもありますが、お酒の味自体が好きで、夫婦や仲間で飲むのが楽しいリラックスタイムとなっています。

ただ、もうすぐ50歳を迎えようとしている今、お酒に弱くなった実感を強く感じているのも事実。

よほど気をつけて飲まないと翌日の体調に響いたり、夜目が覚めて眠れなくなったりすることも。

何日も続けて飲むと不調を感じることもあるため、注意点を調べてみました。

 

女性特有の飲酒リスク

個人差があるとはいえ、一般的には男性より女性の方が肝臓が小さく、アルコールに弱い傾向にあるそうです。

さらに、血液循環量は女性の方が少なく、同量のアルコール摂取でも、女性の方が血中アルコール濃度が高くなるそう(個人的には最近とても実感しています。酔いが回るのが早い)。
女性の方が体内にアルコールがとどまる時間が長くなる傾向も見られるため、男性と同じペースでの飲酒は身体への負担が大きく、注意が必要なようです。

 

飲むタイミング

女性は心身共に周期的な変化が顕著なため、飲酒のタイミングも考えなくてはいけないとのこと。

特に注意が必要なのは生理前・生理中・妊娠中・更年期だそう。

生理中の飲酒は出血が増えたり、腹痛や腰痛が強くなるために避けた方がよいというのは体験的にも感じていましたが、生理前、生理中は通常とは違う悪酔いも心配されます。(そういえば私も驚くような失態を演じたことがあります…反省)

 

メンタル面でも注意が必要。
更年期の女性はエストロゲンの分泌が減少し、それにより血管の収縮や拡張をコントロールしている自律神経に乱れが生じることがあるため、メンタルが不安定になりやすく、アルコールに頼り、やがて依存するようになる心配があるそうです。

(体調の変化や老化への不安を感じたり、親の老化への対応が必要な場合もあり、ただでさえ落ち込む要素が増えていく時期かも…)

 

さらに、更年期障害の症状の一つ、睡眠障害などを解消するために寝酒を飲むようになったという女性の話を聞いたこともありますが、度が過ぎると過度のアルコール摂取のために逆に眠れなくなったり、睡眠の質が低下することもあります。

 

また、更年期は代謝が落ちやすいため、体重増加や内臓脂肪の蓄積が心配。飲む種類や量、おつまみや締めの食べ物には若い頃よりも配慮が必要です。

太りたくない人は糖質の多いビールや日本酒よりも、本格焼酎やウィスキーなどを飲んだ方がよいとは知っていますが、歳を重ねるに連れ日本酒が美味しくて仕方が無くなってきまして…いやいや、ここは自制が必要なところですね。はい、気をつけます。

 

血管年齢とアルコールの関係

適度な飲酒は、血液の流れを促進させる効果があるといわれていますが、「節度ある適度な飲酒量」は1日平均、純アルコールにして約20g程度だそうです。

20g。ちょっとピントきにくいですね。

一日の摂取量ですと、

 

 ビール中瓶1本
 日本酒1合
 ワイン1/4本

 

酒好きにはすずめの涙にしか感じられない量ですが、大量のアルコールを摂取すると、血圧が上昇し血管に負荷がかかり、利尿作用で体内の水分も尿となって出ていき水分不足となり、血液はドロドロになってしまいます。

血液ドロドロ…美容にも健康にも良くない、怖い言葉です。動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞などの病気につながると考えるとゾッとします。

実は、最近街中に設置されている血管年齢の測定器を試してみましたが、実年齢より10歳以上高かったのです(機械の精度は分かりませんが)。これを機に飲酒を控えめにすることを考えようと思います。
と同時に、改めて血管年齢のチェックもしてみるつもりです。

 

とりあえず手軽な対処法は何かないかな? と考え、最近は「アルコールを飲むときは水を飲みながら」を意識しています。
強いお酒を飲むときにチェーサーとして水が添えられますよね。あれをアルコール度数の低いお酒を飲むときにも用意するようにしているわけです。
ゆっくり飲みつつ、水を飲むことでなんとなく満足感を得られ、酒量は減っている気がするので今後も続けようと思っています。

(もちろん、飲む量や回数を減らす努力もしつつ…ですが)

お酒大好きなオトミラ世代の皆さん、体調の変化に気をつけながら、美味しくお酒を飲み続けられるよう工夫をして、健やかで楽しい毎日を送りましょうね。

 

 

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