(画像はイメージです。本文とは無関係です)
2015年の正月を前に、おせち料理の準備はこれからという家庭も多いだろう。
家族構成や好みの多様化に合わせ、百貨店やコンビニエンスストアなどでは、一風変わったおせちも登場している。
引用元: 「新幹線」、お一人様、高齢者用…おせち一工夫重ねて : 大手小町 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE).
今や「年末年始のご馳走」という位置づけの【おせち料理】。
親も歳を取ってきて昔ながらの おせち は作らなくなり、私自身も時短パティー料理をつくるだけ。
伝統的な おせち料理 って手間暇がかかるんですよね。
ここ数年、通販の【海鮮おせち】などを注文していましたが、今年は近所の料理屋さんで注文してみました。
毎年Facebookで製造工程の写真を見て、リピート注文している方の感想なども参考にしたうえでの注文です。
■豪華料理
東海道新幹線が今年10月に開業50周年を迎えたのを記念して、高島屋は今年限定の「夢の超特急」おせちを2000セット用意した。東京から新大阪まで全17駅にゆかりのある食材や銘品を取り入れた。
例 えば、静岡・三島駅なら富士山麓の清涼な水で育った大根とニンジンを使った「紅白なます」、滋賀・米原駅なら名産の赤カブを使った酢漬けといった具合だ。 「N700系」の車両をかたどった取り箸がつき、歴代の車両を染め上げた風呂敷に包んだ和食と洋食の三段重で、親、子、孫の3世代で楽しめそうだ。
単身者や独り暮らしの高齢者向けに、1人で食べきれる「お一人様」用もある。
ファミリーマートは、今年から「和風おせち一段」の販売を始めた。ゆでたズワイガニの爪や鹿児島・種子島産の安納芋のきんとんなど22品が入る。
かつて、おせち料理は、年末年始に食料品店が休業するため、「正月の常備食」とされたが、今やコンビニやスーパーは年中無休で、いつでも食べたいものが買える。同社商品本部の菊地祐子さんは、「おせちは、ハレの日の元日に食べる特別な豪華料理になっている」と話す。
引用元: 「新幹線」、お一人様、高齢者用…おせち一工夫重ねて : 大手小町 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE).
上記引用記事によると、新幹線の停車駅にゆかりのある食材や銘品を取り入れた【「和洋折衷おせち「夢の超特急おせち」三段重 32,400円 (税込)(送料:税込324円)】は4人家族くらいをターゲットにした企画モノの商品ですね。楽しそうだけど、おひとり様には量が多いです。
先々自分が一人暮らしならどんな年越しをするかしら…と考えてみと、自分の分だけを苦労して作るのも面倒だし、お正月気分も少しくらいは味わいたい。多分、情報収集して一人用の おせち を注文するでしょう。
上記引用記事にあるように、コンビにも一人用おせちに力を入れ始めているようですね。
サークルKサンクスでは、1人用お節「華(はな)GOZEN(ゴゼン)」 (1980円)の販売をしているそう。
事前に予約をして12月30日から来年1月4日までに店頭で受け取る。また、予約なしで大みそかに店頭販売する店もあるとのこと。
いいんじゃないでしょうか?年が明けてから受け取れるって嬉しいかも。
販売も好調だそうです。
他にどんなサービスがあるだろう、と調べてみます。
経済的に余裕があればホテルの「贅沢のんびり年越しプラン」みたいなものも良いですよね〜。
でも、自宅でノンビリしたい方は、気分転換にちょっと食事に出てみるのもいいのでは?
「ホテル龍名館東京」の和食レストラン「花ごよみ東京」では、おせち料理17品目を食べ放題で提供する「おせちビュッフェ」を開催するんですね。開料金は一人2,500円、未就学児は無料。
ふむ。好きなモノだけ食べられるのは利点です。
外国人向けに、英語表記の献立も用意されるとのことで、海外から遊びに来た友人に教えてあげるのも良いかもしれません。
他には【コンセプト型おせち】も広がりを見せているようです。
例えば、アニメのキャラクターをテーマにした商品や、タイガースファン向け、ディズニーファン向け、パンやスィーツおせち などなど…。
狭いターゲットになればなるほど個食用にニーズがあり、おひとりさまだけでなく、家族全員が違う おせち を注文して食べるという風景も見られるようになるのかもしれませんね。
■変わり種
給食サービスを提供するグリーンハウス(東京都新宿区)は、かむ力やのみ込む力が弱くなった高齢者や介護が必要な人向けの おせち「初福」を、2011年から販売している。介護福祉施設が休みになる正月を在宅で過ごす人にも、家族と一緒に食卓を囲んでほしいとの思いから生まれ た。
いったん調理したものをすりつぶし、再度成形しているため、表面はなめらかで、舌でつぶせる硬さになっている。見た目も普通のおせちに近い。
首都圏で店舗展開する東急百貨店は、1~3人の少人数向けなどを拡充し、取り扱いの種類を増やした。
変わり種の一つは「愛犬用」だ。ローストビーフや鶏肉などが入り、味付け以外は人が食べるものと変わらない。ペットも大切な家族の一員との考え方が定着し、 販売数は毎年伸びているという。また、おせちとセットで、今年から「カウントダウンオードブル」という新たな一段重(税込み1万2960~1万6200 円)の販売にも力を入れる。和食が多いおせちに対し、大みそかはハンバーグなど肉類を中心とした洋食を楽しんでもらう狙いだ。
百貨店やコンビニなどで販売されるおせちは、数量が限られるものがある。予約の期限もあるので早めに準備して、ゆったりした気分で新年を迎えたい。(小谷野太郎)
引用元: 「新幹線」、お一人様、高齢者用…おせち一工夫重ねて : 大手小町 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE).
【かむ力やのみ込む力が弱くなった高齢者や介護が必要な人向けの おせち】
なるほど、そういう商品もニーズがあるのでしょう。
おひとりさまでペットを飼っている人にはペット向けもあり…。
さまざまなニーズを見越して、ユニークな商品が出てくることで「ボッチ正月」も楽しめる方向に向かっていますね。
自分にあったお正月の過ごし方を工夫できる、良い時代とも言えるかもしれません。