変形性膝関節症の診察はひとまず終了

数日前、久々の診察で整形外科医と話しました。
先生からは「リハビリの状況からすると良いようですね」と明るい笑顔で声をかけられました。

実は先月、旅行中に風邪をひき、その後寝込んで一時体力も筋力も落ちました。その影響で膝に少し痛みが出ておりました…。

そんな報告をしたところ、「寝込むと、どうしてもねぇ。まあ、今後もリハビリを続けてください。関節の潤滑油はどうしても減っていきますから、年齢と共に筋肉を落とさない意識が大切になってきます。
そのことに今の段階で気づけた。老化への準備をするチャンスだという捉え方をしてみたらいいですよ。今回は診察終了にして、また痛みが出たり、腰痛が出たり、ということがあったらいらしてください」

というわけで、医師の診察はひとまずこの日で終わりました。
すり減った骨を戻すことができないし、手術が必要な段階でもないので、医師としてはこれ以上やることはないのでしょう。
お世話になりました。

 

体調が回復した後はリハビリを頑張っていたせいか、リハビリの先生も「そんなに悲観するほど悪い状態にはなっていないですよ」と慰めてくれましたが…。

これまで基本的に太もも廻りの筋力をつけるトレーニングが中心でしたが、今回は腹筋を鍛えるトレーニングが追加され、リハビリのための通院はもう少し継続となりました。

筋トレが習慣化するよう、コツコツやっていこう。

 

更年期をどうとらえるか

整形外科からの帰り道、医師に言われたことを反芻してみました。

「老化への準備をするチャンスだったという捉え方をしてみたらいいですよ」…確かに、そう思うのが一番状況を良くする考え方だと思います。

 

女性ホルモン(エストロゲン)は生殖器への作用のほか、骨、皮膚、血管、脳、神経などに影響を与えるものなのに、寿命の長くなった現代では女性ホルモンが欠乏した状態で後半戦の人生を生きなければいけないわけです。

更年期を乗り越えても、女性ホルモンの欠乏は変わらないわけで、色々な工夫をしてみる必要があるんだな、そんなことをツラツラと考えました。

通勤もせず自宅で働いているため、外に出るのが億劫になりがちな私ですが、楽しみつつ外出できることを何か探したいと思います。筋力や体力を維持(いえ、もう少し向上)していきたいですから。

 

「ねばならない」を卒業して「楽しい、やりたい、興味深い」を中心に

振り返ると、一昨年は体調不良で数ヶ月間引きこもっていた時期があり、そこから脱するにはきっかけがありました。

多少身体がしんどくても出かけたい場所が出来たことが大きかったのです。もちろん、辛さが落ち着いて来たから動き出せたという、タイミングの良さもあったと思いますが。

【楽しくなければ続かない! 笑顔になれる場所になら行きたいと思う!】
逆に「行かなければならない」は疲労とストレスを貯める結果になるのだな…ということをハッキリと実感できました。

「楽しい」を原動力にしてもいいんじゃない? そう思えたのは更年期障害と向き合って何年も経ってから。(元々そう考えられている人が羨ましいわけですが)

自分を変えるチャンス、新しい自分になるチャンス。
私の場合は、それが更年期の捉え方かもしれません。

 

大人ですから、嫌なことを避けるわけにはいきませんが、避けられない嫌なことへの向き合い方も工夫してみたり、興味のあること、楽しいことを組み合わせて取り組めないかな? と思ったり。
(もちろん、避けられる、どうでもいいことは思いっきり避けちゃいますけどね)

人生は必ず終わる日が来るということ…父が息を引き取る様子を見守っていて、これまでは頭で考えていたことが、身に染みて感じられました。父からの遺産です。

廻りを気にせず、自分の気持ちに正直に、新しいチャレンジを始めてみようと考えています。身体はギシギシ言っていても(笑)、心はしなやかに軽やかに生きたいですから。

 

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